11月1日2日と議会運営委員会の行政視察のため、長崎県に伺いました。
初日の1日は、長崎県諫早市です。
諫早市は人口が約13万7000人、面積が約341平方キロメートル、一般会計が約604億円と、戸田市とほぼ同じ人口であるものの、面積が20倍近く広い街です。予算規模は戸田市(約500億円)に比べて、少し大きいですね。
諫早市では、平成25年の議会基本条例制定後、反問権を付与したり、専門的知見を活用したり取組みを強化しています。
このほか、平成26年より議会報告会「わがまちトーク」を実施し、若者や女性、中学生や高校生や大学生を対象とした議会報告会も行われています。
特筆すべきは、議会基本条例の進捗状況をAからDランクで検証し、結果をホームページで公開している点です。
また、ICT化という観点からは議員全員がタブレット端末を所持し(端末は議員の個人負担、通信費のみ政務活動費の対象)、データの共有化を図っています。
ただ、タブレット端末が議員個人負担ゆえに端末自体がバラバラだそうで、資料のペーパーレス化は直接的な目的ではないという点には驚きました。戸田市議会は、ipad Proを公費負担で議員に貸与していることもあり、ペーパーレス化を目的の一つに掲げている点では異なりますね。
また、戸田市議会と同様、SideBooksという文書共有ソフトを使っているのですが、この中の資料を市民の皆さんに公開している点に驚きました。
一般の方もホームページから議案書等、議員が見ている資料を自由に閲覧することができます。
これはぜひ戸田市議会でもできないか、提案したいと思います。
〇諫早市議会ー議会本棚
https://www.city.isahaya.nagasaki.jp/post01/31161.html
諫早市の皆さん、どうもありがとうございます。