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埼玉県議会

[令和元年6月定例会]経済・雇用対策特別委員会

今日は10時から特別委員会です。
私は、経済・雇用対策特別委員会に所属しており、石川忠義議員と一緒です。

今回経済・雇用対策特別委員会で説明を受けた事項は、大きく2点です。
〇県内企業振興に向けた公共事業の実施について
〇県経済の動向と経済・雇用対策について

公共事業を取り巻く状況として、公共事業費が上昇傾向にあること、県内企業受注率が上昇していること等の説明を受けました。
今後は経営の安定化、受注機会の確保、就労環境の改善と担い手の確保等に取り組むとのことです。
特に就労環境の改善と担い手の確保として、建設業の長時間労働の是正に向けた現場での休日確保の推進(4週5休→4週8休)、建設労働者の適正な賃金確保の推進を行うとのことです。

経済対策としては、県内経済を支える中小・小規模事業者の支援、新たな産業の育成と企業誘致の推進、商業・サービス産業の育成、観光の振興に取り組むとのことです。
雇用対策としては、20歳代・30歳代の女性の有業率が増加しており、今後は企業の人材確保の支援、「働くシニア応援プロジェクト」の推進、埼玉県版ウーマノミクスプロジェクトの推進、障害者の就労支援に取り組むとのことです。

私からは、特に女性と障がいのある方について、ウーマノミクスの実績と目標値、障がい者就労の実績や離職状況等について質問をしました。
ウーマノミクスについては、認定企業が約2800社、キャリアセンターには延べ約13万人が来訪し約1万3000人の就労につながり、医療・福祉分野を中心に他業界に働き掛けていきたいということでした。
障がい者の就労については、身体障がいが約7500人、知的障がいが約4800人、精神障がいが約2200人で、就職継続率は年度内は100%で1年後に改めて調査するとのことでした。

特別委員会では、今後9月議会に中小企業の振興について、12月議会で働き方改革の推進及び雇用対策について、2月議会で企業誘致及び先端産業創造プロジェクトについて審査をすることとなっています。
しっかりと勉強して取り組んでいきたいと思います。

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