今日は10時から委員会、私は福祉保健医療委員会です。
主な議案は、以下の通りです。
〈福祉部〉
◆第88号 令和3年度埼玉県一般会計補正予算(第6号)
◆第91号 埼玉県理学療法士等修学資金貸与条例の一部を改正する条例
◆第92号 埼玉県保護施設等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例
◆第93号 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律施行条例の一部を改正する条例
◆第94号 児童福祉法施行条例の一部を改正する条例
〈保健医療部〉
なし(急施案件として議決済み)
また、行政課題報告は以下の通りです。
〈福祉部〉
◆指定管理者に係る令和2年度事業報告書及び令和3年度事業計画書について
◆指定管理者に係る令和3年度事業計画書について
◆地域包括ケアシステムの構築について
◆「特別養護老人ホーム等の整備・改修」及び「特別養護老人ホームの空床の解消」に向けた取組について
◆第8期高齢者支援計画について
〈保健医療部〉
◆指定管理者に係る令和2年度事業報告書及び令和3年度事業計画書について
◆埼玉県コバトン健康マイレージ事業について
私からは、補正予算で計上されている生活困窮者自立支援の相談体制強化、昨年会派で視察させていただいた「嵐山郷」(重度知的障害や心身障害のある方が利用される埼玉県立社会福祉施設)の利用者の状況や、「上里学園」(児童養護施設)の養育環境などを質疑しました。
嵐山郷では、施設によっては平均在所年数は30年を超え、最高齢は90歳近い方もいらっしゃるそうです。在所年数は5,60年近いとのことで、利用者全体の高齢化は課題であると考えています。
上里学園では、施設の老朽化及び施設自体が校舎のような体裁であったことが気になっており、今後の小規模化・家庭的養護の推進が必要だと考えていましたが、今後大規模改修にあわせて小規模化に進むとのことで少し安心しました。
この他、自民党より高齢者・障害者入所施設及び通所施設の職員に対するPCR検査の実施(約45億円)について、「事業の執行に当たっては、契約や検査方法を見直した上でワクチン接種の進捗状況や事業効果を見極め、最小限の費用で最大の効果をあげられるように予算の節減に努めること。節減に得られた財源は他の有効なコロナウィルス感染症対策に活用するよう検討すること」という趣旨の附帯決議(案)が出されましたが、当該事業は政府の新型コロナウィルス感染症対策の基本的対処方針に基づき行われるものであり、節減で得られた財源を他に振り分けることは制度的に困難と考え、反対しました。
同様に、民主フォーラム、共産党も反対しましたが、自民党・公明党の賛成で可決されました。
また、コバトン健康マイレージ事業については、予算委員会での附帯決議を経てのご説明でしたが、委員の方々から改めて見直しを求める声が複数出ました。