市内の子育て中の方より、「東京都を含む各自治体では今後、第二子の保育料無償化が開始されるということ。埼玉県及び戸田市でも検討をしていただきたい。また、3歳以上の保育料無償化制度については、認可外保育園の通園でも対象となるが、第二子の保育料半額という制度では、第一子が認可外保育園の通園だと対象とならないということに疑問を感じる。埼玉県及び戸田市でも、これらの制度に対しての補完制度の検討をしてほしい」というご意見をいただきました。
私自身はこの国の最大の課題は少子化だと考えており、子育て世帯(のみならず全体的な)所得向上及び子育て・教育費用はできるだけ負担軽減の方向へ進めるべきと考えています。
ただ、私が10年間地方政治の場で活動するなかで感じたことは、「何に予算を使うか決めるのが政治であり、その議論の中で子育て世代の声が政治に届いていない」ということです。
私は議会の本質は多様性にあると考えており、男性も女性も、高齢者も若い世代も、障がいのある人もない人も、経営者も労働者も多様な人が参加することが良いと考えています。
その中で、やはり若い世代や女性や子育て世代の声は、相対的に声が届いていないと感じる場面が多々ありました。
その背景には政治への無関心があると思いますが、政治は暮らしに密着する身近なものだということを伝えていかないといけないと思っています。
また、3歳以降の無償化の対象は認可外保育所も対象となるのに、第二子の保育料半額の制度は認可外保育所は対象外となっている点については、第二子の保育料半額の制度が認可外保育所を対象外としているのは、制度上「特定教育保育施設」のみを対象にしているからのようで、この「特定教育保育施設」には幼稚園や認定こども園、認可保育所等が含まれ、認可外保育所は含まれていません。
他方、3歳以降の無償化の対象では認可外保育所も含まれているため、同じ国の制度であるのに疑問も感じました。
この点については、今後調べていきたいと思います。
東京都に追随できる自治体はまだ少ないのが現状だと思いますが、私も声を挙げていきたいと思います。