[平成28年6月議会]一般質問-人口について②学童保育室について
学童保育室についてもこれまで複数回取り上げました。ここ3年間で一気に待機児童が増えており、全市的に4、50人、一年生でも入れないこともあります。保育所だけではなく学童保育室も待機児童は問題です。市は公立学童だけではなく民間学童を誘致する方針ですが、補助金の獲得、全児童対策、信頼関係等課題も多く見受けられ、それらの対策を求めました。
◆学童保育室
こんの 保育所だけではなく、戸田市ではここ2,3年で学童保育室の待機児童も急増した。保育所だけではなく学童保育室の待機児童も問題。待機児童ゼロ宣言を。また、小学4年生以上の受入れを拡大したが、需要と供給があっていないのではないか。全児童対策も含めて今後検討を。国県の補助金も活用できるものを活用していないので、積極的な手挙げを。昨年から始めた意見交換会に将来的には学校関係者の出席を働きかけてほしい。
こども青少年部長 はじめて平成26年度に待機児童54人となり、平成27年度に41人、平成28年度に45人となった。今年の待機児童の内訳は1年生10人、2年生1人、3年生16人、4年生14人。平成32年度までに待機児童0人を目標にしているが宣言はしていない。意見交換会へは学校へも働きかけをする。補助金は積極的に獲得して参る。全児童対策については、予算で財源も必要であり、地域の皆さんのご協力もあるが、ビジョンとして位置づけ、関係部局と協議しながら事業展開を検討していく。
[こんのコメント]
学童保育室の待機児童はあまり取り上げられませんが、保育所同様に大きな問題です。またそこで働く職員の皆さんの処遇も問題です。今回市は、国県の補助金に手挙げしていないことがわかりましたが、なんとか積極的に活用する旨の明確なご答弁を頂きました。また学校にもご参加いただいて意見交換会も続けていただけそうです。将来的な全児童対策を目指し、ひとつずつ進めてい参ります。