今回取り上げたテーマ1件目は、台風9号による被害状況と今後の水害対策です。
8月に台風9号10号が日本に上陸し、甚大な被害をもたらしました。
戸田市においても市内各所が浸水し、多くの方からご意見を頂きました。特にご意見が多かったのは新曽地区です。
新曽消防署交差点あたり、戸田駅周辺等はひざあたりまで浸水し、床上浸水するくらいの勢いです。戸田市の浸水状況は翌日の情報番組にも取りあげられました。
Qこんの 今回の被害状況は。早急な対策を求める。
A危機管理監 午前10時に災害警戒本部を敷き現場対応を優先して対応。床下浸水25件、さくら川護岸破壊1件、通行規制9件。午前6時に戸田市防災情報メール、tocoプリに掲載。
A上下水道部長 今後の対策は①浸水被害発生地区での計画的な雨水幹線の延伸をし、新曽地区の未整備箇所は優先的に実施する。そして②雨水浸透施設と雨水貯留施設の整備する。中町・喜沢等の整備済地域では浸水被害発生個所に浸透桝等を設置。小学校敷地内に約1000㎥貯留できる施設を設置し、平成26年度に喜沢小、平成27年度に笹目東小、平成28年度は戸田中に設置中の他、戸二小北側道路下に雨水貯留管を布設。今後も対策が必要な場所にあった対策を進める。
Qこんの ここ9年間の被害状況を見ると未整備地区に被害が集中しているが、完成するにはどのくらいかかるのか。
A上下水道部長 平成37年度までに73.1%整備する。
Qこんの 浸水対策には抜本的な整備が必要であり、対策を強く要望する。また、周知・事前準備を更に強化すべき。例えば、tocoぷりを活用したリアルタイム把握、土のうステーションの増設等検討できないか。
A現在11か所に設置、今後状況を引き継ぎ設置場所の検討をする。
最後に、今回個別の答弁は求めませんでしたが、水害時の公園や校庭等公共施設からの土砂・ダストの流出を取り上げました。戸田市では、各所管課の個別の対応となるようですが、現地確認と対策を求めました。