県南都市問題協議会都市計画・交通問題研究部会視察ー東京都千代田区「コミュニティサイクル事業実証実験」


県南都市問題協議会都市計画・交通問題研究部会視察ー東京都千代田区「コミュニティサイクル事業実証実験」

今日は県南都市問題協議会の部会の一つ都市計画・交通問題研究部会の視察で東京都千代田区のコミュニティサイクル事業の実証実験の視察でした。
県南都市問題協議会は戸田市、蕨市、川口市の三市で連携して行政課題に取り組む組織で、私はその都市計画・交通問題研究部会に所属しています。前回は北本市に視察に伺いました。
〇県南都市問題協議会都市計画・交通問題研究部会視察ー北本市「デマンドバスについて」
https://konnomomoko.com/activity-report/assembly/8989/

今回伺ったのは東京都千代田区のコミュニティサイクル事業です。
千代田区では2020年東京オリンピック開催決定等などを背景に、コミュニティサイクル事業「ちよくる」の実証実験を始めています。
コミュニティサイクルとは自転車をシェアできる取り組みで、千代田区が実施主体で(株)NTTドコモが運営主体となり、約2年半の機関で千代田区全域で行われています。
全自転車に全自動アシスト機能やGPS機能等がつき、30分150円から使うことができます。
利用者の約6割が男性で、20代から40代が約8割、特に朝晩の通勤時間帯を中心に利用実績も順調に伸びています。
今後は新宿区も加わり、千代田区、中央区、港区、江東区の5区での広域実験を開始するそうです。
同時に本格実施に向けた課題として、当初予定より維持整備期間が早いなど課題も浮き彫りになっているとのことでした。

質疑応答で私から主に予算面をお尋ねしたところ、
◇平成26年度(約半年間)
収入 約970万円
支出 約1億9900万円(これは主に初期投資)
◇平成27年度
収入 約3770万円
支出 約1億4400万円
と支出が圧倒的に多いのが実情のようです。
ただ、千代田区・運営主体としては今後黒字化を目指しているというから驚きました。

自転車シェアは車社会から脱却する新しい公共交通の方法と言われていますが、他方で多額の費用がかかることもわかりました。
千代田区の取組みは全国の試金石となると思います。

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