[平成29年3月議会]平成29年度一般会計予算に対する賛成討論


[平成29年3月議会]平成29年度一般会計予算に対する賛成討論

戸田の会として、平成29年度一般会計予算について賛成討論に立ちましたので、その概要をお知らせします。

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戸田市は、昨年市政施行50周年という節目の年を迎え、次年度は次の50年に向けた最初に一歩である。昨今の戸田市の状況は、全国的な人口減少の中で多くの人に選ばれる活気あふれる町であり(人口増加率は全国第7位、出生率は県内第2位)、財政面では34年間連続の不交付団体である。
平成29年度当初予算では、待機児童対策をはじめ、教育政策、女性活躍支援など、新しいライフスタイルにあわせた政策を打ちだしつつも、過剰な財政負担を生むこともなく、未来に責任を回さない手堅い市政運営と評価する。
もちろん、将来を見据えれば今後厳しい判断を迫られる場面も想定され、より丁寧な進め方をしていただきたい。

具体的な賛成理由は下記の通り。

〈歳入〉
●安定した市民税・固定資産税に支えられているが、今後債権の適正管理等収税収納を行っていただきたい。
●競艇事業収入は、経営トップによる大胆な経営改革が数字に表れ、今年度事業収入(配当金)は前年度比1億円増の5億円であり、今後の発展を望む。
●財産貸付収入での二重計上については、今後このようなことがないよう申し添える。

〈歳出〉
●海外派遣〈賛否が分かれた点〉
会派としては、両市との交流の意義を鑑み一定の予算計上には賛成するが、予算執行段階における派遣内容の見直しを考えている。
●東部福祉センター期日前投票所新設
戸田市の選挙では期日前投票の割合は約2割であり、期日前投票所の新設は投票率向上に直結するものと評価する。今後は、北戸田地域での商業施設での期日前投票所新設も検討していただきたい。
●消防本部庁舎南側土地購入
駐車場兼地下貯水池を作ることは、利用者にとって便利であり、浸水被害も軽減できる。今後、浸水対策を進めてほしい。
●マンション防災
自治会への加入を要件とするのは今後検討の余地があるが、マンションと町会・自治会との連携、共助の一端となることを願う。
●戸田東小中一貫校〈賛否が分かれた点〉
校庭が利用できるように工夫されている等、様々な配慮がなされていると思うが、今後周辺住民や保護者の声を反映する姿勢に期待し、またコスト意識を持つことを指摘し、賛成する。
●給食センター〈賛否が分かれた点〉
アレルギー対応、競争原理による質確保やコスト削減に資すると考え、賛成する
●教育政策
21世紀型スキルの養成、経営アドバイザー制度新設等、教育長の力強いリーダーシップによる教育改革を高く評価する。
●スクールカウンセラー小学校配置
小学校全校にスクールカウンセラーを配置するという県内初の取組みを評価する。今後、スクールソーシャルワーカーの増員なども必要である。
●待機児童
アクションプランにおいて、保育受入れ枠の拡大、幼稚園預かり保育実施、就職支援給付金等多角的な施策を講じていると評価する。今後、保育園新設の近隣住民への周知や幼稚園との連携等をしっかりと進めていただきたい。
●学童保育室
保育園のみならず学童保育室の待機児童がでており、質と量の確保は重要な課題。特に民間学童での処遇改善は大きな問題であり、新たに送迎支援、地域等連絡担当職員への処遇改善補助金を設けた点を大いに評価する。
●障がい者計画、障がい福祉計画
計画策定において、当事者や有識者の声を施策に反映させるべきものと考える。実効性ある議論が深まることを期待する。
●公共バス
ノンステップバスが普及され、バリアフリー化が進むことを評価する。他方で、一部の赤字路線への多額の補助金はやむを得ないが、永続的な公共交通確保と財政負担軽減を期待する。
●女性活躍支援
短時間労働、託児スペース隣接の起業を誘致することは、女性が柔軟に働くことができる機会となり評価する。29年度内の誘致を期待する。
●自転車交通安全教育
自転車レーン整備とマナー啓発はともに進める必要がある。警察と連携して取締強化等、交通事故災害の軽減につながると評価する。

平成29年度に向け、戸田市の更なる飛躍を目指し、二元代表制の一翼として私たちも率先して取り組んでいくことを表明し、賛成討論とする。