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〈戸田の会〉視察報告⑥-神戸市立義務教育学校・港島学園

午後は、神戸市立義務教育学校の港島学園を見学させていただきました。
義務教育学校というのは学校教育法改正により新たに設けられた学校で、小中9年間の義務教育を一貫したカリキュラムで運営されます。
この港島学園は、ポートアイランド(人工島)上にあり、昨年兵庫県内初の義務教育学校として運営されています。

お一人の学園長(神戸市義務教育学校推進担当部長兼任)のもとに、校長先生(中学校担当)と総括副校長先生(小学校担当)がいらっしゃいます。
施設は同一敷地内別校舎で、1年生(小学1年生)から9年生(中学3年生)までが学んでいます。児童生徒数は全部で792人(過去最大数は約1800人)です。
これまで、ポートアイランド上に小学校・中学校があったことから、地域から小中一貫の雰囲気があったそうで、平成21年度から「小中連携モデル地区」に選定され、その後「小中一貫教育モデル事業モデル校」「小中一貫カリキュラム強化拠点地区」に指定され、学校教育法の改正に伴い、昨年28年から義務教育学校と移行されました。
今日は実際の授業風景(少人数制の算数の授業)、ワールドルーム(祖父母・父母が外国人の子ども)、特別支援教育、ホームルーム、職員室等を見学させていただきました。

戸田市でも、戸田東小学校・戸田東中学校が建て替えられ小中一貫校となることが予定されています。
「義務教育学校」というのは言葉だけではなかなかイメージが湧きませんでしたが、今回実際の授業風景を見て、先生方のお話を伺うことができ、大変勉強になりました。

見学をさせていただいた限りでは、
〇人工島上で隣接する小中学校であり、もともと小中一貫の雰囲気がある地域であったことが一貫化への移行が自然だったこと
〇小中一貫化を行うには施設一体型が良いこと
〇トップマネジメント体制をはっきりさせること
〇行政職員が学校内に必要であること
〇先生方のやる気に大きく変わること(教師の人事権も含めて)等
がわかりました。

港島学園の先生方、皆さん、お忙しい中どうもありがとうございました。

【※一部追記しました(2017/7/21)】

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