〈戸田の会〉視察報告②-明石市泉房穂市長


今回の会派視察の目玉は、明石市長の進める福祉政策です。
日程も明石市長にお会いできることを最優先に決め、なんとか直接お会いすることができました。
視察段取りを組んでくださった佐藤議員、どうもありがとうございます。
泉市長との面会は、当初の予定では1時間でしたが、それを30分以上オーバーしてお話を聞かせていただくことができました。
いやー、すごかったです。

泉房穂市長は、東大教養学部を卒業後、NHKに入社し、その後弁護士となり、その後衆議院議員へ。
そして、社会福祉士の資格をとり、念願の明石市長に当選(自民・民主の支援を受けた候補と一騎打ちで69票差で勝利)され、現在2期目です。議会で市長を応援されたのは議員30人中2人だけだとか。

ご兄弟が障がいを持っていることが原体験にあり、「自由に走り回ることができて字を書くことができる自分の力を他の人に還元する人生を送りたい」と子どもの頃に社会を変えたいと思って生きてこられたそうです。
衆議院議員の経験も「市長になるため」と言います。
政策の一丁目一番地は、子どもや障がい者などのための政策で、第二子以降の保育料無料化(所得制限なし、予算額7億円)等、子育て世代にインセンティブのある施策を打っています。そのこともあり、人口減少のV字復活(県内唯一)、出生数連続増加中、税収もアップしているという好循環が維持されています。
障がい施策では「手話言語・障害者コミュニケーション条例」を施行(全国初)し、「障害者配慮条例」を施行し事業者の合理的配慮を公費負担する制度もスタートさせました(全国初)。
この他、弁護士や手話通訳士等専門職の採用にも積極的に行っています。弁護士や手話通訳士等の専門資格を持った方が施策を立案しているとは、なんて贅沢なことでしょう。

お話をお伺し、私はとても興奮しました。
私だけではなく、お話を伺った多くの方が大きな刺激を受けるような方だと思います。
帰宅後も「私には階段が必要だ」から始まる泉市長の随想録(「手話通訳問題研究第138号」)を何度も読み返しています。
「政治とは何か」を深く考えるきっかけになりました。

泉市長、明石市役所の皆さん、どうもありがごうございました。