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戸田市児童福祉審議会の傍聴

今日は午後から、児童福祉審議会の傍聴に行ってきました
児童福祉審議会は市の子ども子育て政策を総合的に審議する会議体で、平成24年度に成立した子ども子育て支援新制度に伴い「戸田市版子ども子育て会議」も兼ねています

法改正の趣旨は、保護者は子育ての第一義的責任を負うとする点にあります。
その趣旨を鑑みれば、政策決定の場に保護者を入れるべきだと何度も議会で求めてきました。
2年ほどかかったものの、なんとか公募委員を新たに加える条例改正を経て(私の実績のなかで条例改正まで持ち込めたのはおそらく唯一です)、今夏新たに二人の公募委員が選定されました。
今回はその二人の公募委員の方を加えた新体制での初めての会議でした。
公募委員を求めた身として、公募委員に応募がなかったらどうしよう、公募委員の方がいることで審議が変な方向にいったらどうしようと不安もありました。

けれども、今日の会議を傍聴していて、公募委員ならではのご指摘のもと、議論が一歩深まったように感じました。
例えば、行政から示された「子ども子育て支援事業計画」についての問題提起、具体的には申請者数と実績数が同じ(=申請者はすべて利用できている)ではあるが、利用できなかった潜在的数字に目をやらなければならないこと、あるいは、行政は待機児童の解消にフォーカスしているが幼稚園に通わせながら働く保護者も多いこと、等です。
図らずも、私が所属する健康福祉常任委員会が開催されている委員会室で開催されたわけですが、委員会審議とはまた異なった「当事者の生の声」が届いたようにも思います

児童福祉審議会は非常に重い会議体であり、集まる方々も県内市内で長年保育子育て事業にご尽力された方々です。
そのような方々と同じ机に着き、批判や要望だけに終始せずにともに子育て政策を話し合う、そんな会議体になることを期待しています。

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