〈議会運営委員会〉行政視察ー福岡県小郡市


議会運営委員会行政視察1日目は、福岡県小郡市です。
議会基本条例制定後の議会運営等について、議会運営委員長・副委員長からお話を伺いました。

小郡市は、人口59,257人、面積約45.51平方キロメートル、筑前、築後、肥前の境界に位置し、大宰府に近く、博多へ通じる交通の要衝となる場所に位置しています。

小郡市議会では、「市民の中へー住民参加と情報発信の議会改革ー」と称し、二元代表制の一方として”チーム小郡市議会の挑戦”に取り組んでいます。
議会基本条例を制定後、主に下記の取組みをしています。
①市民との意見交換会「どげんする会」
②調査し活動する常任委員会
③議会だよりの刷新
④インターネット中継
⑤議会のICT化
⑥議員同士の自由討論を合意形成につなぐ
⑦議員の全体研修会
⑧基本条例の検証と研修

小郡市議会では、議会運営委員会の中で議会改革を進めています。
合言葉を「市民参加」と「情報公開」とし、”チーム市議会”になろうと取組みをしていました。
戸田市では、議会運営委員会とは別に議会改革に特化した議会改革特別委員会(委員長:酒井議員)を置き、議会改革に取り組んでいます。
その点では、②調査し活動する常任委員会(既に取組み中)、③議会だよりの刷新(議会広報委員会で取組み中)、④インターネット中継(現在、議会改革特別委員会で検討中)、⑤議会のICT化(現在、議会改革特別委員会で検討中)、⑦議員の全体研修会(既に実施中)等は、自分達の取組みと照らし合わせながら意見交換をできました。
他方、①市民との意見交換会については、戸田市ではまだ実施しておらず(代わりに市議会モニター制度があります)、どのように実施しているかについて質疑もあり、最近では参加者も減ってきており、代わりに高校生との意見交換会を行っているそうです。この点では、戸田市議会は昨年・今年と高校生議会も行っているので共通点もありました。
特に、戸田市議会との相違点は⑥議員同士の自由討論を合意形成につなぐ点です。
小郡市議会では、予算・決算特別委員会があり、その中での執行部から説明を受け→質疑を経たのちに→執行部が退席し→委員から討議してほしいことを提案し→委員間で自由討議を行い→正副委員長で論点整理をし→委員長について取り扱いを提案するとのことです。
その結果、全議員の合意が得られたものについては「市長への意見書、申し入れ」、主な議論の内容を「本会議での委員長報告」、さらに調査が必要なものを「常任委員会へ付託」するとのことです。
このような意見書を提出したものから、実際に災害時に備え5000人分の食料等備蓄が決まったり(補正予算で1418万円計上)、ホームページが見やすくなったり(ホームページリニューアル)、学校コンピュータ導入内容見直しで費用大幅削減されたり(1400万円縮減)したとのことです。
戸田市議会でも常任委員会での年間活動テーマに取り組む過程で、委員間で話し合ったり、提言書を提出していたりしますが、更にそれを密にできるヒントがあると感じました。

小郡市議会の皆さん、どうもありがとうございました。