今回、私が質疑通告をしたのは大きく2件、ともに小中学校の建て替えについてで、1つは戸田第一小学校ついて、もう1つは戸田東小・戸田東中学校についてです。
まず戸田第一小学校についてです。
平成30年度当初予算において、戸田第一小学校の建て替えに向けの基本計画策定業務の予算が上程されました。
そこで、「なぜ建て替えをすると判断したのか」「児童数や教室数はどのように見通しているのか」「今後、どのように進めていくのか」「保護者や地域の皆さんへどのように周知するのか」といった点を通告しました。
特に、過去戸田東小学校・東中学校の建て替えが補正予算の質疑の中で明らかになった経緯があったため、その反省材料も踏まえての質疑です。
Q 戸田第一小学校を改築する判断に至った理由は。
A 平成26・27年度に公共施設(築45年以上)の健全度調査を行い、概ね10年以上に建替えた方が良い4つの学校(戸田東小、戸一小、戸田東中、美笹中)があった。公共施設再編プランの中で、戸一小は建て替えをして平成35年に供用予定となっている。
Q 公共施設再編プラン等では、今後小中学校に地域の公共施設の機能の集約化が図られる方針が示されている。戸田第一小学校の建て替えにあたり、施設や機能の集約化を考えているか。
A 当該地域にはすでに上戸田地域交流センターやこどもの国が建設されているため、施設の集約等は現在のところ考えていない。
Q 戸田第一小学校区の児童数の経緯と見通しは。また教室数の見通しは。
A 平成29年10月時点で、平成29年度は961人(31教室)、平成35年度は1057人(34教室)。
Q 改築までの予定は。
A 平成30年度に基本計画、平成31年度に基本設計、平成32年度に実施設計、平成33・34年度に校舎建設工事、平成35年度新校舎の供用開始を予定。
Q 総工事費はいくらになると見込んでいるか。わからないとすれば、いつわかるのか。
A 新校舎の配置や必要な教室数等が決まっていないため、現段階で答えられない。総工費がわかる時期は実施設計が完了する平成32年度末頃を予定。
Q 保護者や地域住民への周知は。
A 既に本会議や常任委員会で報告しており、地域の方も認識している。平成29年3月に、学校、PTA、地域の方への説明・意見交換を行った。平成30年度には、建替え準備委員会を発足し、課題を検討する。また、学校だよりや町会回覧、説明会等で情報提供する。