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文教・建設常任委員会行政視察ー愛知県北名古屋市

今日は行政視察2日目、愛知県北名古屋市に「コミュニティ・スクール」について学びにお伺いしました。

北名古屋市は、2つの町が合併した新しい市で、面積が約18平方キロメートル、人口が約8万5000人、一般会計が約293億万円であり、名古屋市からのアクセスが良いこともあり、ベットタウンとして栄えている町です。
戸田市と同じような広さに、戸田市の5分の3ほどの人口が住んでいる町ですね。

北名古屋市では、学校運営協議会と地域学校協働本部を一体化し、”北名古屋市版コミュニティスクール”を進めています。
平成24年度から導入が開始され、現在6年目第二ステップに進んでいるところです。

市内では、おやじの会、除草ボランティア、読み聞かせ等、各学校の特性を活かして取組みが行われています。
〇北名古屋市コミュニティスクール
https://www.city.kitanagoya.lg.jp/kyouiku/0500034.php

視察では、副委員長、教育長、教育部長、教育委員会の皆さん、地域の方々等が同席してくださり、活発な質疑応答もなされました。
特に北名古屋市は、戸田市と共通点も多く(広さ、ベットタウン、小中学校数等)、今年で6年目ということで戸田市より少し先に進んでいることから、実際に導入してのメリットや課題等について伺いました。
メリットとしては、子どもたちへのアンケート調査で「学校が楽しい」と答える子どもが増えた(コミュニティスクールとの因果関係がはっきりあるものではないものの)、学級崩壊等も減り、地域の皆さんとの主体的な活動でともに子どもたちを育てるという意識が醸成されてきたことなどが挙げられました。
他方、課題としてはやはり人材の発掘・育成であり、持続可能な活動にすることを目標にしているとのことでした。

奈良市と北名古屋市での取り組みをお伺いし、共通していることはじわりじわりと効果が出ているというメリットと、人材の発掘・育成という課題があるということがよくわかりました。
北名古屋市の皆さん、どうもありがとうございました。

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