〈無所属県民会議〉北海道更別村ースマート一次産業


今日は、北海道更別村に「スマート一次産業」について視察に伺いました。
更別村は、面積が約177平方キロメートル、人口が約3200人、農家数が218戸、1戸あたりの農地面積が約49.7ヘクタール(日本トップクラス)の村です。
食料自給率は6,400%で日本一、農業粗生産額は約140億円で農家1戸あたり6,000万円以上というから驚きです。

そんな村も人口減少が進み、2021年には3000人を切るだろうと言われ、それを打開するための地方創生として「熱中小学校」を始めたそうです。
「熱中小学校」というのは、国の地方創生交付金を活用した大人の社会塾で、そこから「熱中ビジネスセンター事業」「サテライトオフィス」へ発展していったそうです。
そこへ、東京大学を始め、ドコモなどが進出をしてきました。

ここで、「スマート農業」の研究を進めるなかで無人トラクターやドローンを使う際の規制が多く、その規制緩和のために更別村は国家戦略特区の申請をし、それが認められました。
国家戦略特区の波及効果として、生産誘発額が約27億円、GDPが18億円押し上げ、これにより181人の新規就業者を誘発したそうです。
更に、IoTを研究者以外も使いこなせるようにと、小学生からスマート人材を育てるためプログラミング教育を行っています。

現在は、内閣府や農水省のプロジェクトに採択され、国家戦略特区からスーパーシティへと変貌していくことを目指しているそうです。

質疑応答のなかで、「過疎化対策のため熱中小学校を始めた頃から、サテライトオフィスやスマート一次産業を見据えて外部の経済人をお招きしたのですか?」とお聞きしたら、「熱中小学校を始めた当初はそのような考えはなく、熱中小学校を始め、サテライトオフィスへとつながり、そこに大学や研究者が来たことから、今のスマート一次産業に発展していった」とお聞きし、非常に驚きました。
更別村は、すでにスマート一次産業からスーパーシティーへと歩みを進めており、地方創生に本気で取り組むとこのように小さな一地方都市に近未来が近づくんだということを実家しました。

更別村の皆さん、どうもありがとうございました。