今日は、会派でコロナ禍における学校の現状や就職指導の現状及び進学指導の現状について、複数の現場の先生方よりお話を伺い、意見交換をさせていただきました。
柿沼議員(行田市)がアレンジしてくださいました。
就職指導の現状については、母子家庭の高校生の子どもが新型コロナウィルス感染症の影響で、母親の収入が激減し、学校を辞めて働かざるをえなくなっている状況があると涙ながらのお話を伺いました。
経済の打撃への影響が、子供に押し寄せている現状を目の当たりにしました。
進学指導の現場については、進学校において、先生方が想定するよりもはるかに子供たちは自主学習が進み、成績向上につながっているというお話を伺いました。
試行錯誤しながらも、皆で一律のカリキュラムで学ぶよりも、自分の苦手分野は手厚く、得意分野は効率的にという主体的な学習ができたことが結果につながったようです。
この日は偶然にも県内の様々な学校の先生からお話を伺うことができましたが、私は新型コロナウィルス感染症対策によって学力の低下が一番の問題かと思っていましたが、それよりも広く深刻な問題があること、また同時に学力向上につながったという声も聞き、教育の格差が広がったと捉える方が適切なのではないかと考えを改めるに至りました。
私は新型コロナウィルス感染症対策特別委員会の委員にもなりましたのでしっかりと教育現場の声を届けていきたいと思います。