6日以降お問い合わせが多く、Facebookの投稿が遅くなってしまいました。
多くの方がご存知の通り、現在開会中の9月定例会において、埼玉県虐待防止条例の一部改正条例が提案されています。
当初、乳幼児の車内置き去り等を防止するものかと思っていましたが、本会議質疑等を経て、小学3年生以下のみでの登下校や高校生(18歳未満)の兄姉と弟妹(小学3年生以下)の留守番などが禁じられるものであることが明らかになりました。
私自身も、自宅や商業施設、車中などに子どもを放置をする危険性は充分理解し、その危険性を訴え、社会全体で子どもを見守る機運醸成は必要だと考えています。
しかし、現実社会とはあまりにもかけ離れ、共働き・ ひとり親家庭への支援、学童保育室の充実やベビーシッターの補助、教育現場での運用、子どもの発達など課題は多く、来年4月施行となると、本当に多くのご家庭や現場が「虐待」と認定されてしまうと感じています。
6日の福祉保健委員会において私たち無所属県民会議は修正案を提出しましたが賛成少数で否決され、原案にも反対しましたが、賛成多数で原案が可決されたところです。
採決は13日の本会議最終日の予定です。
皆さんの思いが届くよう、会派としても取り組んでいきたいと思います。