【一般質問―④ファシリティマネジメント】
(1)取り組みの概要は?
公共施設を経営資源とらえ、経済的視点に基づいて、施設効用の最大化やコスト最小化を図るために、施設の適正管理をする。
(2)今後の予定は?
今年度「公共施設マネジメント白書」をまとめ、「公共施設再編方針」を策定、今後「公共施設中長期保全計画」を策定する。
(3)市民参加は(住民参加型の事業仕分け、市民講座など)?
公共施設のあり方を市民と一緒に考えることは非常に重要なので、「再編方針」の中で整理して参る。
←こんの:当初は、予定の中に市民と一緒に考える機会がなかったので、前向きな答弁を頂き、嬉しく思う。ただ、検討の結果、パブコメだけでいいということにもなりうるので、必要性についての認識を。
公共施設のあり方は、数ある公共政策の中でももっとも人のライフスタイルに影響を与えるものだと思う。同時に膨大な財源がかかる問題。だからこそ、限りある財源のもと、かかるコストと受けるサービスのバランスを利用者かつ納税者である市民と一緒に考えることはとても大切なこと。白書+方針で約2300万円かけて作るであれば、”市民へどう還元するか”を意識して、市民と一緒に議論する場を設けてほしい。
←執行部:市民と一緒に考えることは重要。公開講座や、現地視察ワークショップなど、どのような形がいいか検討する。
★今回の一番のメインは、このファシリティマネジメントの公開講座等の開催を求めるものでした。当初ヒアリングしたときは、市民と一緒に考えることはあまり積極的ではなかったのですが、財務部長から「現地視察なども含めて」とご答弁を頂き、とても嬉しかった!真っ白な風呂敷を広げて、「さぁ、皆さん、好きなだけ公共施設を思い描いてください!」というのでは決してなく、財源を正しく理解して、その中でどう合理的な判断をするか、を市民も含めて考えることは大切だと思っています。
★ただ、今回も自分の提案・主張をいうことが、「=執行部への批判」のように受け止められていないか、不安になりながらの40分でした。