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[平成28年3月議会]一般質問ー動物愛護条例 ”取り締まるもの”から”愛護し適正管理するもの”へ

[平成28年3月議会]一般質問ー動物愛護条例 ”取り締まるもの”から”愛護し適正管理するもの”へ

今回の私の一般質問をお伝えします。今回は①動物愛護、②防災、③子育て政策を取り上げました。順にご説明して参ります。

まずは、動物愛護について。

こんの 動物愛護管理法は制定されて以来、改正を重ねて最近でも大きく改正された。埼玉県では動物を”取り締まるもの”から”愛護し適正に管理するもの”と趣旨を変え、「犬取締条例」を「動物愛護及び管理に関する条例」として新たに条例を制定した。全国を見ても、都道府県の他、市町村でレベルでも動物愛護及び適正管理について条例が規定されている。このような流れの中で今回「野犬等取締条例」を廃止する条例が上程されたが、同条例は野犬等による危害防止のため取り締まると同時に、飼い犬等を捨てない等の動物愛護と適正管理についての規定もある。同条例廃止に伴い、今後動物愛護及び適正管理について条例を制定してはどうか。

経済環境部長 埼玉県では「動物の愛護及び管理に関する条例」を制定し、県民の動物愛護の精神の高揚と動物の適正な管理の推進にかかる各種事業を実施している。市町村においては、動物愛護や環境保護等の観点から、地域課題をとらえ、飼い主や自治体の責務等を定める独自条例を制定しているとこもある。しかし、本市においては動物愛護やペット飼養に関して課題があると認識しているが、市が独自に条例を制定して処理する事務はないため、新たな条例の制定は考えていない。今後は、引き続き動物愛護と適正管理の普及啓発に努めるとともに、他自治体の先進事例等について研究を進める。

こんの 新たな条例は制定しないとのことで、条例化までの検討課題はあるが、今後動物愛護と適正管理について機運は高まると考えている。その中で、「殺処分ゼロ」というのがひとつキーワードになる。戸田市としても「殺処分ゼロ」を掲げて取り組んでほしい。

経済環境部長 埼玉県と連携し、殺処分がなくなるよう支援に取り組みたい。

こんの 「殺処分をなくす」という方向性は大きい。今後も取り組みをお願いする。

―――
今回上程された野犬等取締条例の廃止とあわせて、”取り締まるもの”から”愛護し適正管理するもの”へと動物愛護と適正管理条例の制定を提案しました。
条例化を提案しすぐに条例化されるとは思っていませんが、動物に関しては議員発案で進んでいる経緯もあります(そもそもの法律が議員立法ですし、他自治体での条例化も議員発案が多いようです)。
戸田市でも昨年、先輩議員のお力添えもあり県補助金を活用した形で地域猫活動が始まりましたが、今後も動物に関する取り組みを進めて参りたいと思います。

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