台風19号に伴い、無所属県民会議は会派内に災害対策本部(本部長:平松大佑県議(新座市選出))を立ち上げ、各地域ごとの被害状況や必要な支援等を確認・調査しました。
これをもとに15日に、大野知事に対して「台風19号による被害対策を求める緊急要請」を提出しました。
皆さんから頂いたご意見も含まれています。
私は都合がつかず同席していませんので、提出した方のお写真をお借りました。
主なものは、各地域の県管理下の河川整備・排水機場整備に関するものの他、県内全域に関するものとして、ペット同伴避難、市町村への財政支援、避難行動要支援者への対応の統一化、市町村を超えた広域避難の在り方等です。
個人的には、今回の台風で「自助・共助・公助」を再認識しました。
特に台風のような事前に準備ができる災害に対して(地震はある程度予測できるとはいえ、台風等に比べれば突発的に起こります)、「自助」をしっかり固めないといけないと感じました。
私のもとにも「土のうが足りなくなったから持ってきてほしい」「避難所に毛布や食料が足りない」「避難しようと思ったら雨が強くなった。車椅子なので助けてほしい」「避難所運営に携わったが、皆がお客様のような感じだった」というような声があったと聞いています。
もちろん行政や政治は市民・県民の命を守る責務がありますが、要望のすべてに対応するのは事実上不可能です。
だからこそ、「自分の命は自分で守る」という自助の精神を常日頃から身に刻まなければならないと自戒も込めて感じました。
それらを踏まえ、今後、行政や政治が何をすべきかを考えたうえで、引き続き県と市に対して対策を求めていきます。