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《読書記録》『あなたのまちの政治は案外、あなたの力でも変えられる』五十嵐立青著

《読書記録》『あなたのまちの政治は案外、あなたの力でも変えられる』五十嵐立青著

昔は読書が好きでしたが、今は時間が取れなくてなかなか本も読めずにいました。
アウトプットするためにはしっかりインプットもしなければならないと心を改め、少しずつ読書記録をつけていこうと思います。

今日の本は、酒井議員に勧められた『あなたのまちの政治は案外、あなたの力でも変えられる』です。

この本は、タイトルがすべてです。
子育て中の女性が日々暮らすなかでの疑問、「保育所、学童保育室が足りないのはなぜ?」「街灯をもっと増やして欲しいな!」という思いをママ友や職場の同僚等に話しながら、市議会議員に会ったり、要望書や請願を出したりと少しずつ行動に移し、まちづくりに参加するというストーリーです。

著者はつくば市議を2期務め、その後二度目の挑戦で市長になった方です。
どうりで内容が生々しいですし、私も読んでいて「あるある!」と笑いながら頷いていました。
戸田での話を書いているのかと思うほど話が似ています。

著者の方の政治的な思想や立ち位置はわかりませんが、「”政治”は遠い話ではなく、日々の暮らしの課題の延長線上にあり、どういう街を作っていきたいかという話に繋がっている」と考えている私にとって、「あなたのまちの政治は案外、あなたの力でも変えられる」というのは全く同じ思いです。
もちろん政策のすべてに同意するわけではありませんが、読んでいて「そうだ!そうだ!」と声をあげたくなる箇所が多くありました。
話の本筋からは離れますが、「障害は個人の中にあるのではなく、社会の側にある」というのも目の覚める思いがした一言です。

おそらくこの本は、市議会議員になる前の私であれば手に取ることもなかったでしょうが、市議会議員として読むと、本当にタイトル通りだと思います。
この本を通して、議会の外にいる皆さんと議会の中にいる私とでコミュニケーションを取れたらいいなと思います。

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