その際、私は、他市の例を調べ、他では具体的な上限額を設定していないのになぜ戸田市は「500万円」を上限額とするのか、その債権債務関係の把握等について質疑を出していました。
それに対し、財務部長は「将来債務の把握が困難であること」や「経常経費枠内かつ職務権限規程の専決範囲内」ということで、500万円（物品借入れは総額500万円、役務提供は年額500万円）にしたという答弁でした。

ただ、今回のヒアリングにより、「500万円」というのは実際の運用の中で改善が必要ということとなり、撤廃されたことが明らかになりました。
「質疑」というのは自分の意見を言えない場ではありますし、議員1年目であっても、きちんと調査をして感覚的に得た問題点・疑問点を指摘しておくことは、意味があるのかなと感じた一例でした。