市内の子育て中の男性から「戸田公園西口ロータリーに防犯灯を付けてほしい」とメールを頂きました。
私もよく通る道で、確かに駅前にしては暗い印象です。
これまでは現地を確認し市役所担当課に要望しており、今回もそのようにしたところ、市から「オリンピック通りは県道であり、市の防犯灯設置要綱で市道であるため設置の対象外」との回答がありました。
それならばと県に確認したところ、県道の道路照明灯は基準に基づき県が設置するが、防犯灯は基本的には市が設置するものとの回答がありました。
要するに、
市道の道路照明灯 市
県道の道路照明灯 県
市道の防犯灯 市
県道の防犯灯 ?←空白状態
市道と県道ではそれぞれ設置者が異なり、また道路照明灯と防犯灯も設置者が異なる結果、「県道の防犯灯」が空白状態になっているようです。
現実的には道路補助灯を付けたり、私道に明かりを付けたり、町会・自治会で付けたりというルートは残っています。
道路照明灯と防犯灯の区別については市議会議員の頃に疑問に思っていたのですが、市議会議員→県議会議員になってみて、「県道の防犯灯」という、縦割り・横割り行政の隙間のような課題を見た気がします。
とはいえ、行政の隙間だからでは片づけるわけにはいかないので、改めて必要な部署に対して対応を求めたいと思います。