今日は10時から決算特別委員会、午前中は都市整備部、午後は環境部の審査でした。
【都市整備部】
① 県営都市公園の管理運営と老朽化対策(都市環境の整備・改善、544ページ以降)
県では28の県営都市公園を管理運営しているが、令和7年度の維持管理費及び施設の老朽化対策の実績は。また、施設の老朽化が進む中、修繕の優先順位をどのように決定しているか。利用者数や満足度、管理運営コストなどを踏まえ、指定管理者の運営状況をどのように評価しているか。
② 土地区画整理事業の長期化と事業費の増加(544~545ページ)
県内では92地区、約3,536ヘクタールで土地区画整理事業が施行中とされているが、当初計画より事業期間が長期化している地区はどの程度あるか。また、物価高騰等による事業費の増加はどの程度生じているか。令和7年度において、長期化している事業の進捗を図るため、どのような支援や改善を行ったか。
③ 県営住宅の空き住戸と有効活用(住宅・住環境の整備、557ページ以降)
県営住宅について、令和7年度末時点の管理戸数、入居戸数、空き住戸数及び入居率は。また、空き住戸のうち、老朽化や修繕待ち等により募集できていない住戸はどの程度あるか。住宅確保要配慮者への支援を進める一方、既存住宅ストックの有効活用をどのように図っているか。
④ 盛土規制法の運用と違反盛土への対応(562ページ以降)
令和7年度からの盛土規制法に基づく規制について、許可申請件数、現地調査件数、違反・危険盛土の把握件数及び是正指導の実績は。また、指導を行っても改善されない事案はあるか。環境部や市町村等と連携し、危険な盛土の早期発見と是正に向けてどのような取組を行ったか。
【環境部】
① ネイチャーポジティブ推進事業の成果(227ページ)
令和7年度は「埼玉県ネイチャーポジティブ推進分科会」を設置し、セミナー1回、交流会3回を開催するとともに、25市町に約5,623万円の補助を行っている。これらの事業によって、生物多様性の保全や緑地の創出について、具体的にどのような成果があったか。また、今後は会議の開催回数や補助件数だけでなく、生態系の回復など実質的な効果をどのように評価していくか。
② 河川の水質改善と環境基準の達成状況(223ページ)
環境基準(BOD)を達成した河川の割合は、令和7年度86%であり、令和8年度目標の100%に達していない。環境基準を達成できていない河川はどこで、主な原因は何か。また、令和7年度に実施した合併処理浄化槽への転換支援などの対策によって、どの程度水質改善が図られたか。今後、未達成河川に重点的に対策を講じる考えはあるか。
③ リチウムイオン電池の回収・再資源化の推進(242ページ)
令和7年度は、リチウムイオン電池からレアメタルを回収する実証試験を踏まえ、市町村向けのマニュアルを作成・配布しているが、実証試験によってどのような課題が明らかになったか。また、マニュアルを活用して回収体制を整備した市町村はどの程度あるか。
以上のやり取りを通して、私は以下の点を提言しました。
【都市整備部】
■ 盛土規制法に基づく規制について
周辺住民をはじめとする県民の生命・財産を守る観点から、違反・危険盛土の早期発見に向け、現地調査や関係部局・市町村との情報共有を強化するとともに、是正指導後の改善状況を継続的に確認し、必要に応じて法的措置を講じるなど、危険の早期解消を徹底すること。
【環境部】
■ ネイチャーポジティブ推進事業について
ネイチャーポジティブの推進については、会議やセミナーの開催回数、補助金の交付件数といった活動実績にとどまらず、生物多様性の保全や生態系の回復、緑地の創出などの具体的な成果を把握するための指標を設定し、事業の効果を継続的に検証するとともに、より実効性の高い施策を推進すること。
■ リチウムイオン電池の回収・再資源化について
リチウムイオン電池の回収・再資源化については、実証試験で明らかとなった課題を踏まえ、市町村における回収体制の整備状況を把握するとともに、安全な分別・回収方法の普及を支援すること。


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