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埼玉県議会

[平成30年2月・3月議会]文教・建設常任委員会2日目

今日は10時から常任委員会です。
この日は教育委員会がメインでした。
私は今年で市議6年目を迎えますが、これまでの5年間中、3年間が健康福祉、2年間が総務でしたので、今回ぜひとも教育分野に取り組みたかったので、念願の日でした。

◆[条例]戸田市学校運営協議会委員の報酬及び旅費に関する条例
これから新しく始まるコミュニティスクールの委員を特別職の地方公務員として位置付ける条例。私は特に、コミュニティスクール委員の適格性について疑問があり質疑。政治利用、宗教利用等はできないとのことと答弁があったものの、市議会議員自身やその配偶者、後援会長等が委員になっていいのかどうか確認しました。教育委員会としても当初の答弁を変更し、結果的に政治利用や宗教利用についての内規は設けないとなりました。コミュニティスクールの委員になるのに政治信条や宗教思想について要件を課せば憲法上の問題も出てきそうですし、かといって教育現場での政治的・宗教的中立性の担保も必要ですから、これはどの自治体でも問題になる課題ではないかなと思います。

◆[当初予算]就学援助事業等 約1億5291万円
就学援助事業が新たに新一年生にも拡大され、新たに対象者142人分約550万円が増額されました。
https://www.city.toda.saitama.jp/…/kyo-gakumu-syuugakuenzyo…

◆[当初予算]教育相談充実構想
子どもたちを取り巻く環境の変化に伴い、小中学校でも教育相談体制の充実を図るもの。新たに、教育相談コーディネーターを設置し、従来のスクールカウンセラー、教育心理専門員、心の教育アドバイザー、さわやか相談員・ボランティア相談員、スクールソーシャルワーカー、教育相談支援員等による教育相談体制が敷かれます。戸田の会にはスクールソーシャルワーカー(浅生議員)、臨床心理士(佐藤議員)もいるため、特に教育相談体制には関心が深く、今後会派としても注目していきたいテーマです。

◆[当初予算]学校交通指導業務 約4517万円
市内学校の通学路等に立って児童の安全を守る通行指導員の予算。全78ポイント(箇所)で新たに学校からの要望もあり1か所設置。通行指導員の増設も多くご意見を頂く案件ですが、基本的には学校からの要望により設置することが多いようです。東小中学校等、児童生徒数の増加に伴い通学路の安全登校にも不安がある場所が多いようで、通学路の安全確保も重要度の高いテーマだと思っています。

◆[当初予算]戸田第一小学校改築等工事基本計画策定業務 約756万円
平成年開校予定で、いよいよ戸田第一小学校の建て替えが動き出します。東小中学校では唐突感ともいえるやり方で進められたことは否めず、戸田第一小学校の建て替えにあたってはその反省も踏まえて丁寧に行うよう要望。戸田第一小学校の建て替えでは特に、東小中学校と異なり敷地が狭いため、工事期間中の授業運営や通学路等が課題であり、今後保護者や地域の方も含めた準備委員会により検討が進められます。

◆[当初予算]新曽中学校教室棟増築工事設計業務
市内全域で児童生徒数が増加していますが、新曽中学校も県内でもトップクラスの大規模校だそうで、新たに教室棟を増築する予定です。体育館横に、普通教室、特別支援教室等の建物を新たに建設予定。総工事費は8~10億円程度。平成32年4月供用予定。

◆[当初予算]小学校学習者用パソコン保守業務等
2000台のタブレットを全小学校に配置する予算。5年間で総額約6億7000万円。1人当たりに換算すると約1万6700円/年間。つまり、市内の小学生一人あたり約1万6700円でタブレットを使える環境にするわけですが、これを高いと見るか安いと見るか。

◆未来へはばたく人材育成資金給付金
戸田市名誉市民である戸田中央総合病院グループ会長より頂いた2億円の寄付をもとに創設された給付金制度がいよいよ始まります。非課税世帯を対象に、授業料以外の学習費や海外体験にかかる費用を支援します。

◆学校における働き方改革に関する資料
国の方針もあり、戸田市としても学校における働き方改革を進めていきます。平成28年度から全小中学校にICカード端末を設置し、出退勤管理ソフトを使っての在校時間の把握、平成30年から全小中学校に留守番電話機能を追加、部活動休養日の統一や部活動のあり方ガイドラインの作成等。

この日は教育一色の1日でした。
いやあ、知らないことも多く、本当に勉強になった1日でした。

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