<三か所の福祉作業所を見学して>
議会にいると、予算書・決算書だけを見て、市のお金(税金)がどう使われているのか紙の上でしか考えられませんが、こうして現場を拝見すると、市が支援することの意義を深く理解することができる気がしました。
もう一つ思ったことは、「障がい者の就労支援」よく聞くことですが、この言葉を聞くと今までは「行政が支援するもの」と思い浮かんでいましたが、私や市民の皆さんも一緒に支援できるということです。…
コーヒー一杯飲んで「おいしかったよ」と声をかけること、どらやきを1個買うこと、駅前清掃をしている姿に感謝の声をかけること(驚かせてはいけませんが)、そのひとつが障がいを持つ方への応援になり、お給料に反映されます。
作業所で働いて貯めたお金で母の日にカーネーションをプレゼントしたり、家族旅行に行ったりした方もいらっしゃったようです。
確かに大きな声を出したり、突然動いたりすることもあるようですが、働く姿やその労働の質を地域も理解していけたらいいなと思いました。
最後に、作業所で働く職員の皆さんは本当に大変な仕事をされていて、頭が下がる思いです。
お忙しい中、私たちの見学を受け入れてくださり、ありがとうございます。