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[平成29年3月議会]健康福祉常任委員会3日目

[平成29年3月議会]健康福祉常任委員会3日目

今日は議会運営委員会、本会議の後、11時頃から健康福祉常任委員会です。

長丁場の4日間もやっと折り返し地点です。

今日の審議で取り上げたいのは下記のテーマです。

◆〈平成29年度国民健康保険特別会計〉歳入歳出総額 約147億96万円
戸田市は市民の平均年齢が若いにもかかわらず、前期高齢者の医療費が高いことなどもあり、医療費急増は喫緊の課題だと思っています。平成29年度予算でも前年度より総額は約4億7005万円増加し、一般会計からの繰入も約23億8561万円と前年度より約3億6580万円増加しています。他方、他の税金等より徴収率が比較的低い国保ですが、平成29年度は納税コールセンター等の活用もあり、軒並み1ポイント程度アップしています。

◆〈平成29年度当初予算〉こども医療費支給事業 約7億9397万円
戸田市は0歳から中学3年生までの医療費が無料です。こども医療費は年々増加傾向にあり、平成29年度は前年度比約5200万円の増加です。実は、こども医療費無料化(現物給付)をしている自治体には国からの国庫負担金を減額されるというペナルティが課されており、戸田市もこのペナルティにより、約1500万円程減額されています。しかし、自治体から医療費支給事業は少子化・子育て政策の一環であるとしてペナルティに対する不満が出ており、国の方でも見直す方向となりました。見直しの結果、戸田市のペナルティは約700万円に減るという見通しだそうです。

◆〈平成29年度当初予算〉地域子ども・子育て支援事業(各種委託事業 約2867万円)
意外に知られていない子育て事業として、トワイライトステイ事業(17時~21時半までの預かり:約597万円)、ショートステイ事業(宿泊での預かり:約180万円)、一時預かり業務(駅前広場:約615万円)、子育て・家族支援者養成講座(子育て支援員:約698万円)、ファミリーサポート業務(支援者・依頼者:約577万円)等があります。このあたりのサービスの周知と、特にファミリーサポート業務については最近支援者が預かった赤ちゃんが亡くなるという痛ましい事件が起きており、安心安全策の徹底をお願いしました。

◆〈平成29年度当初予算〉保育園:施設型給付事業 約32億9791万円
現時点での保育園入所申込者数は1192人で、現在の入所保留児童は310人。ただし、二次募集後の空き等で追加で案内しているところもあり、今後前後する可能性があるということです。現時点での空き状況は、0歳児32人、1歳児0人、2歳児2人、3歳児3人、4歳児59人、5歳児103人の計199人ということで、やはり1歳児2歳児は空きがほとんどない状態です。

◆〈平成29年度当初予算〉私立幼稚園預かり保育事業費 約387万円(必要経費から私学助成金等を差し引いた差額分)
待機児童アクションプランの一環で、幼稚園の預かり保育を充実される新事業が始まりました。市が全園に働きかけを行い、戸田第一幼稚園(1園/全10園)が預かり保育を拡大し、40人/月×12か月拡大するようです。幼稚園での預かり保育が充実すれば保育園を新設せずとも幼稚園を選ぶ方もいらっしゃると思いますので、引き続き幼稚園での預かり保育の拡充を要望しました。

◆〈平成29年度当初予算〉学童保育室事業 約4億4266万円
戸田市は子どもの人数が急増し、保育園だけではなく学童保育室も待機児童が出ています。今回、私が過去一般質問で提案し実現できた学童保育室運営等事業費補助金の増額(約3811万円)もあり、受入れ人数が143人増えたとのことです。学童保育室の受入れ人数は公立等1272人、民間等477人で合計1749人。申し込み状況で定員内でおさまっているところもあれば、定員オーバーをしているところもあるようです(美女木小30人、東小7人、芦原小6人)。これまで特に児童の増加が多かった新曽地区、東小地区では積極的に学童保育室を開いてきて一定の効果は出てきましたが、美女木小30人というのは驚きました。美女木小は児童増でプレハブ校舎も建てていますし、美女木小学区の児童数増は対応が求められます。学童保育室については、少し離れた民間学童保育室等で送迎をして受け入れていくよう調整しているそうです。

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